不動産購入を検討しているとぶつかる壁の一つに、建物構造の問題があります。
現代では鉄筋住宅が多くなってきてはいますが、木材で作られた住宅にも根強い人気があり、それぞれに違った魅力が存在します。
この記事では建物構造としての木造の魅力や、どんな場合に向いているのかなどをご紹介します。
建物構造としての木造のメリット
木造住宅の最大のメリットといえば、他の建物構造と比べ購入費用が比較的安価な点です。
鉄筋住宅と比較した場合、資材価格が木材の方が安価な場合が多いです。
また木材は軽量で土地への影響も少ないため、柱や梁などの資材に合板などで補強をすれば、耐震性にも優れていることも特長の1つです。
木材は加工のしやすさもメリットですので、リフォームがスムーズで、間取り変更なども比較的容易にできることも特長だといえます。
意外な利点としては、鉄筋コンクリートではwifiの電波が遮蔽されることが多々ありますが、木材の場合は電波が届きやすいためストレスなく利用できることも挙げられます。
建物構造としての木造のデメリット
一方で防音性の低さはデメリットといえるでしょう。
防音性については明らかに建物構造の違いが原因となっており、木の場合は壁などを伝って音が伝わりやすいため、日々の騒音に悩まされる可能性があります。
また保温性や気密性が低いため、冷暖房が効きにくいというのもデメリットです。
そのほか築古物件においては、経年によって木材が弱っている場合もあり、耐火性や耐震性に弱い場合もあるので、築年数には注意したほうが良いでしょう。
おおよそ、20〜30年程度が建て替え時期といわれることが多いので、頭の片隅にとどめておくと安心です。
さらに木材はシロアリなどの虫にも弱いため、そういう側面からも築年数には留意したほうが良いでしょう。
建物構造としての木造がおすすめな方や環境とは
それでは最後に、どんな方に向いている住宅なのかをご紹介しましょう。
前述したとおり、木材は資材そのものが安価なため、家そのものも比較的安く建てたり購入したりすることができます。
つまり、マイホーム購入の費用を抑えたいとお考えの方に向いており、この先にリフォームをお考えの方にもおすすめできる建物構造です。
また、木材は吸湿性に優れているため、四季がある日本の気候にもあっているといえます。
木にはリラックスさせる効果もありますので、自宅でゆったりと過ごしたいと考えられている方にも、おすすめの物件です。
まとめ
家の購入は人生のなかでも一番といえるほど大きな買い物になるので、後悔せずにご自身にあったものを選びたいものですね。
建物構造もそのなかの大きな選択肢の1つですので、情報収集したうえで、ご自身の納得のいくものを選んでいただければ、嬉しく思います。
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