一人暮らしを始めるきっかけは、遠方への進学・就職や転勤など、必要に迫られてという方が多いでしょう。
しかし、もし自分で一人暮らしを始めるタイミングを決められる場合は、何歳が適切なのでしょうか。
今回は一人暮らしを始めるタイミングと、年齢ごとのメリット・デメリットを解説します。
進学を機に一人暮らしを始めるメリット・デメリット
大学や専門学校への進学(18歳頃)を機に一人暮らしを始めるメリットは、勉強や研究に集中できることです。
家族と同居していると、家族の話し声や生活音が気になって勉強がはかどらないことや、門限を守るために研究を途中で切り上げて帰宅しなければならないことがあります。
しかし、一人暮らしであれば音や門限を気にする必要がなく、勉強や研究に集中できるでしょう。
また、家事や体調管理、金銭管理を自分一人でおこなうため、生活能力も養えます。
ただし、行動を制限する家族がいないため、遊び過ぎて勉強や研究がおろそかになったり、体調を崩したりする可能性がある点はデメリットだと言えるでしょう。
就職を機に一人暮らしを始めるメリット・デメリット
就職(20〜22歳頃)を機に一人暮らしを始めるメリットは、住む場所を自分で決められることです。
通勤に便利な場所を選んでも憧れの街を選んでも、自分の収入で家賃をまかなえる範囲であれば家族から反対されることはないでしょう。
また、休日に充実した時間を過ごせることもメリットの1つです。
学生時代より収入が増えて趣味やレジャーに使えるお金が増えるうえ、家族の都合に合わせて行動する必要もないため、友人と遊びに行くのも家でゴロゴロして仕事の疲れを癒やすのも、自分の気分次第で決められます。
一方、就職を機に一人暮らしを始めるデメリットは、お金を貯めにくいことです。
就職したばかりでまだ少ない収入の中から月々の家賃や生活費などを支払わなければならないため、お金のやりくりが難しい可能性があります。
将来に備えて貯金をしたくても、貯金に回せる金銭的な余裕はない可能性が高いでしょう。
社会人になって数年後に一人暮らしを始めるメリット・デメリット
社会人になって数年後(25〜30歳頃)に一人暮らしを始めるメリットは、金銭的余裕を持って暮らせることです。
就職してからの貯金で引っ越し代や初期費用をまかなえるうえ、就職直後に比べて昇給していれば家賃が高めの物件も選べます。
また、月々の生活費や趣味などに費やせるお金にも余裕が出て、生活の自由度が上がるでしょう。
一方、社会人になって数年後に一人暮らしを始めるデメリットは、金銭感覚が崩れる可能性があることです。
実家暮らしのときに趣味などにお金をかけていた方の場合、一人暮らしを始めて家賃や光熱費などが必要になっても以前と同じように出費を続け、借金を作ってしまうケースもあります。
まとめ
進学・就職・社会人になって数年後は、とくに一人暮らしを始める方が多いタイミングです。
どのタイミングで一人暮らしを始めてもメリット・デメリットがあるため、一人暮らしの目的に合わせて、適切な年齢を選びましょう。
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