賃貸物件のなかに「フリーレント」と書かれているのを目にすることがあります。
ですが、一体どのような物件なのか知らない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、賃貸物件への入居をご検討中の方に向けて、フリーレントとは何か、無料となる理由やデメリットおよび初期費用についてご紹介します。
フリーレントの賃貸物件がある理由とは
フリーレントの賃貸物件とは、家賃が一定期間無料とされている物件です。
契約した場合は家賃が一定期間かからずに住むことができ、無料期間が終了すると通常どおり家賃を支払って住みます。
フリーレントが登場したのは3~4年ほど前からであり、徐々に増えつつあるといわれています。
フリーレントの賃貸物件がある理由は、借主の初期費用の負担を軽減すると借主が見つかりやすくなり、空室のリスクが減るからです。
貸主は家賃が無料の間は家賃収入を得られませんが、その後は収入の見通しが立てられるので、長い目で見ると値下げをするよりも収入の総額は高くなります。
フリーレントの賃貸物件のデメリットとは
フリーレントの賃貸物件には、以下のデメリットもあるので注意しましょう。
●短期で解約した場合は違約金が生じる
●管理費や共益費の負担はある
フリーレントの賃貸物件の多くは、短期違約金が設けられています。
そのため、契約期間内の転居によって解約をすると違約金を支払わなければなりません。
また家賃は無料ですが、管理費や共益費は負担するケースがあります。
支払いが生じるのは、明細書に別表記されているときです。
無料だと思っていると、思わぬ支払いが生じることにもなりかねないので契約前にしっかり確認し注意するようにしましょう。
フリーレントの賃貸物件で必要な初期費用とは
フリーレントの賃貸物件は一定期間家賃は無料ですが、以下のような初期費用は必要です。
●敷金
●礼金
●管理費
フリーレントの賃貸物件で無料になるのは家賃のみなため、通常の物件と変わらず敷金や礼金などは支払わなければなりません。
まれに敷金や礼金も無料の物件もありますが、物件数は少なく見つけるのは難しいでしょう。
また管理費や共益費は家賃が無料の間も生じることが多く、初期費用として翌月分を先に支払うのが一般的です。
まとめ
フリーレントの賃貸物件には家賃が無料となる期間が設けられていますが、契約期間内の解約には違約金が生じるなど、注意も必要です。
しかし借主の負担が軽減できるので、注意点に気を付けながら上手に利用すると良いでしょう。
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福高不動産 スタッフブログ編集部
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