一人暮らし向けの賃貸物件のなかには、浴室や浴槽がなく、シャワーブースのみが設置されている物件も存在します。
今まで浴槽のある物件で暮らしてきた方にとっては、シャワーのみで暮らすイメージが湧きにくく、良し悪しを判断するのも難しいのではないでしょうか。
そこで今回は、シャワーのみで浴槽のない賃貸物件で暮らすメリット・デメリットを解説します。
シャワーのみで浴槽のない賃貸物件で暮らすメリット
シャワーのみで浴槽のない賃貸物件のメリットは、家賃が安いことです。
日本では浴槽に浸かって入浴する習慣が根付いており、浴槽がないだけでも入居をためらう方が多いため、シャワーのみで浴槽のない賃貸物件は家賃が安く設定されています。
そのため、シャワーのみで浴槽のない賃貸物件は、周辺の賃貸物件の家賃相場に比べて1〜2割ほど家賃が安くなることもあります。
また、浴槽にお湯を張らないぶん水道・光熱費も安くなる可能性が高いでしょう。
さらに、掃除の手間が省けることも、シャワーのみで浴槽のない賃貸物件で暮らすメリットのひとつです。
浴槽がないぶん掃除が必要な範囲が狭く、浴槽に皮脂や湯垢がこびりつくこともないため、楽に掃除できます。
シャワーのみで浴槽のない賃貸物件で暮らすデメリット
シャワーのみで浴槽のない賃貸物件のデメリットは、浴槽に浸かってリラックスできないことです。
シャワーのみでも身体を清潔に保つことはできますが、浴槽に浸かって身体を温めることによるリラックス効果までは得られません。
とくに冷え性の方は、浴槽に浸かって身体を温めないと、体調にも支障をきたしてしまう可能性があります。
また、シャワーのみで浴槽のない賃貸物件の多くは脱衣所がないこともデメリットのひとつです。
脱衣所がないと廊下や居室に湯気・湿気が直接流れ込み、カビが発生するおそれがあります。
さらに、脱衣所がないと廊下などで服を着脱することになり、冬場は寒い思いをすることになります。
シャワーのみで浴槽のない賃貸物件での暮らしに向いている方は?
シャワーのみで浴槽のない賃貸物件に向いているのは、もともと浴槽に浸かる習慣のない方です。
「入浴が苦手で浴槽に浸からない」「以前は浴槽のある物件に住んでいたが、浴槽にお湯を張ったことがない」という方であれば、シャワーのみでも不自由なく暮らせるでしょう。
また、家賃や光熱費を節約したい方にも、シャワーのみで浴槽のない賃貸物件をおすすめします。
シャワーのみで浴槽のない賃貸物件は家賃が相場より安く、水やガスの使用量も少なくなるため、家賃・水道光熱費を抑えたい方にうってつけです。
さらに、浴室にスペースを取られないぶん居室が広い物件が多いため、浴槽よりも居室の広さを重視する方もシャワーのみで浴槽のない賃貸物件に向いています。
まとめ
シャワーのみで浴槽のない賃貸物件は家賃や水道・光熱費が抑えられる一方、浴槽に浸かってリラックスできないというデメリットがあります。
そのためシャワーのみで浴槽のない賃貸物件は、家賃などを抑えたい方やもともと浴槽に浸かる習慣がない方におすすめです。
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