自宅または相続物件を売却したいが雨漏りしているという方の中には、告知義務について知りたい方もいるかと思います。
ここではそんな方に向けて雨漏りした家の売却には告知義務が必要なことや、雨漏りした家をスムーズに売却する方法、雨漏りした家を不動産買取で売却するメリットについて紹介していきます。
自宅または相続物件を売却したいが雨漏りしているという方の、少しでも参考になれば幸いです。
雨漏りした家を売却するには告知義務がある
家の雨漏りは物理的瑕疵物件の直接的な欠陥や不具合に該当するので、売却前に売主は買主へ瑕疵事実の告知義務があります。
そして告知義務では、売買契約書や重要事項説明書にその事実を記載して、劣化や損傷の状態についても記載するのが一般的であるとされています。
この告知義務を果たさずに雨漏りの瑕疵事実を隠して家を売却してしまうと、契約不適合責任を追及されることになり、売買契約解除や損害賠償請求を受けることになってしまう可能性があります。
また、たとえ修繕済みであったとしても二次被害が起こる可能性を考慮して、重要事項説明の際にしっかりと告知することが大切なので肝に銘じておきましょう。
雨漏りした家をスムーズに売却する方法
雨漏りした家をスムーズに売却するには、以下のような方法が挙げられます。
1つ目の方法として挙げられるのは、家を解体して土地の状態で売却する方法です。
解体費用は発生しますが、見た目がすっきりすることで早期売却に繋がる可能性がありますし、契約不適合責任を負う必要がなくなるので売主の負担は軽減されます。
2つ目の方法として挙げられるのは、家の修繕をおこなって売却する方法です。
家を修繕して快適に住める状態にしておけば、スムーズな売却に繋がる可能性があります。
3つ目の方法として挙げられるのは、家の売却について不動産会社に相談をして仲介で売る方法です。
家の売り方などについてプロからアドバイスが貰えるので、まずは相談だけでもしてみるのが良いかと思います。
4つ目の方法として挙げられるのは、ホームインスペクションを実施して売る方法です。
ホームインスペクションとは、有資格者によっておこなわれる建物の診断のことです。
雨漏りした家を不動産買取で売却するメリット
雨漏りした家を不動産買取で売却するメリットは、次のとおりです。
まず仲介手数料がかからないことが、メリットとして挙げられます。
続いて、スピーディに売却できる可能性が高いことが挙げられます。
不動産会社が買主なので、買取金額に折り合いがつくのであれば即日売却も可能です。
最後に、契約不適合責任を負う必要がないことと、買取価格は安くなるもののボロボロ状態の家でも売れる可能性があることがメリットとして挙げられます。
まとめ
雨漏りした家を売却するには告知義務があること、雨漏りした家をスムーズに売却する方法と雨漏りした家を不動産買取で売却するメリットについて紹介してきました。
告知義務を果たさずに家を売却すると、契約不適合責任を追及されることになり、売買契約解除や損害賠償請求を受けることになってしまうので注意しましょう。
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