家を売却したいけれど、住みながら売却して、得たお金を新居購入などに充てたいという方もいらっしゃいますよね。
今回は住みながら不動産売却をする方法とそのメリット、注意点をご紹介します。
不動産売却を住みながらおこなう方法
家に住みながらその家(不動産)を売却する方法として以下の方法があります。
売り先行
住みながら現在の家を売却して資金を得てから新居を購入する方法です。
ただ、売却活動において購入希望者の内覧があります。
内覧での対応が売却に大きく影響します。
リースバック
自宅を不動産会社へ売却し、買主である不動産会社に賃料を支払ってそのまま自宅に住みながら新居を探す方法です。
ただし、この際の買取価格は物件相場より3割ほど低く、さらに年間賃料は買取価格の1割が相場で、必ずしも安い家賃とはいえません。
いずれにしても新居は早めに探したほうが良いでしょう。
住みながら不動産を売却するメリット・デメリット
住みながら売却する場合のメリットは、手元資金が増えることです。
売却で得たお金を、残りのローン返済に充てたり、新居への住み替え費用に充てたりできます。
一方、住みながら売却する場合のデメリットは、内覧時に生活感が出てしまうことです。
また、内覧時は基本的に不動産会社の担当者が内覧者を対応しますが、必要であれば、売主が説明することもあります。
部屋のにおい、衛生状態や使用状況、さらに物件とは直接関係のない売主の印象が希望者に不快感を与えれば、売却が難しくなります。
しかしデメリットの部分を売主が理解し、内覧時に日頃から備えれば、メリットに転じ、購入希望者の気を引くこともできます。
住みながら不動産売却をおこなう場合の注意点
一般に住みながらの不動産売却は、空き家よりも買い手が見つかりにくいといわれています。
そして内覧時の印象が売却の成功を左右します。
住みながら不動産売却をおこなう際の注意点は以下です。
いつ内覧があっても受け入れられる状態
内覧希望の予定は予測できません。
平日を希望する方、土日しか都合のつかない方などさまざまです。
日当たりを確認したいなど日中の内覧や、時間がなくて夜しか内覧できないという場合も、できる限り対応し売却のチャンスを掴みましょう。
室内は清潔にして水回りの掃除は入念におこない、いつ内覧があっても恥ずかしくない状態を保ちましょう。
カビなどどうしても除去できない汚れなどは、クリーニング業者に依頼しても良いでしょう。
事前調査
不動産引き渡し前日には引っ越しを完了させる必要があり、契約から引き渡しまでの期間を引っ越しにかかる期間を考慮し、3~6か月に設定することも多いです。
新居探しも難航する場合を考え、売却活動と並行して引っ越し先の事前調査をすることをおすすめします。
不動産を引き渡しても新居が決まっていなければ、ホテル住まいなど余分な出費が発生してしまいます。
まとめ
住みながら不動産を売却するには、内覧時の売主の対応や物件の印象が早期売却の成功のカギを握ります。
日頃から住まいを清潔に保ち不快感を内覧者に与えず、ハートをがっちり掴むことが大切です。
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